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金田常代

Tsuneyo Kaneda

茨城県古河市生まれ。戦後、国民学校の教員を経て、行動美術研究所にて向井潤吉、高井貞二両氏に師事し、本格的な絵の勉強を始める。その後、自由で豊かな感性を育むことを目指した、こどものためのアトリエ「ひまわりアトリエ」を開設。生涯にわたり、数多くの子どもたちの指導にあたった。
1977年8月、イギリス、アフガニスタン、パキスタン、インドを巡る旅に出発。以降、毎年アジア各地を訪れて取材・スケッチを重ね、「子ども」をテーマに精力的な創作活動を続けた。
1979年にはネパール王立アカデミー主催により、カトマンズで国際児童年記念の個展を開催。同年、インド・カルカッタ美術アカデミーや東京・銀座の画廊でも個展を開いた。
1982年、創作絵本『ロミラの夢』で絵本にっぽん賞を受賞。その後も絵本創作と並行して、東京・銀座ラ・ポール、いわさきちひろ美術館、パキスタン・イスラマバード民族博物館などで原画展を開催し、アジアと日本の子どもたちを結ぶ活動を広く展開した。主な絵本に『ラニーの願い』『マーダルごちそうさま』『ドゥルガの願い』(いずれも偕成社)がある。

写真で見る常代の人生

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